上海から香港まで列車でいくひとの日記

特集７　上海から香港まで列車でいくひとの日記　（ダンナ）

あくまでも個人的な好みですから
勝手なことを報告しますけども、
香港には
このようなビザの更新とか、
金融口座にお金を預けるとか、
以外に
本土のひとにとって
いったい何のメリットがあるのか、と
思いながら過ごしていました。

たとえディズニーランド　が　あったとしても、
それだけで　人がごっそり　流れていくものなのでしょうか？

香港に入るとき、
オバちゃん３人組が　上海の袋を持って
三々五々　別れていきました。

彼女らは　きっと　上海に
遊びに行った帰りだと
思われます。

帰りの列車の中で
となりの席にいた
島田洋八似の青年は香港へ
出稼ぎをしている
セッコウ省のひとでしたが、
「いまは上海の方がおもしろいとおもう」
と言っていました。

上海でも　かなり　うまいもの食えますし、
見所　遊び所も　バラエティに
富んでいるのは
変りありませんから、
中国のメインエントランスが
香港から上海にシフトしている
のは　疑いの余地がなくなりました。

ボクは　香港の狭くてごちゃごちゃしている
感じが、　もはやそんなに
ハートをとらえません。

上海のように広くて　かつ雑然としている
雰囲気が　何か　やたら　「責任感のないゆとり」
が感じられて
好きになりました。